ヴァン・ガーデン物語

★ 2009/05/17 ★

◆ 本日のお兄様はサイドテール ◆
◆ 物語のあらすじ ◆
【序章】皇妃ゼルシア
 偉大なるカムラ帝国、後に暗黒皇帝の二つ名で呼ばれるハーケンベルクの治世。
 その美貌の第五皇子の名を、ゼルダといった。
【第一章】クレールの魔術師
 ゼルダが戦地で出会った少女アカンタス。ゼルダに儚い想いを抱き、その命を代償に、少女はゼルダに聖アンナの加護を与えた。
 その加護により、ゼルダはクレールの魔術王を討ち、その侵略を退けるも、凱旋前夜、皇太子ザルマークは皇妃ゼルシアに毒殺されてしまったのだった。

【第二章】神殿の少女
 凱旋したゼルダは、皇太子暗殺の嫌疑をかけられ、父皇帝に黒幕を直訴するが拒絶される。
 あまつさえ、皇妃ゼルシアの皇子ヴァン・ガーディナに仕えることを命ぜられ、耐えかねたゼルダは父皇帝に背くことを決意する。

 皇帝の意向で滅ぼされるはずだった神殿から、ゼルダはまず、少女シルフィスを連れ去ると、後宮に収めた。
 シルフィスを盾にその兄アルベールを手駒とし、神殿が滅ぼされることを阻止するためだったが、ゼルダを両親の仇と信じるシルフィスは、それを苦に聖アンナの生贄に志願してしまう。

 しかし、やがて誤解は解け、二人は想いあうようになった。シルフィスは聖アンナの生贄としての魔力を、ゼルダと神殿を救うため、役立てるようになるのだった。

【伝承の章】ヴァン・ガーデン物語 ≪キャラクター紹介≫
≪皇帝ハーケンベルク≫
最愛の妃だったアーシャの忘れ形見であるゼルダへの愛情が深い。一方で、黒幕と知りながら、ゼルシアを次の皇妃としたり、その皇子ヴァン・ガーディナを皇太子に就けることも厭わなかったりと、なぜか、本心を隠す姿勢を徹底している。その真意は誰も知らない。

≪ヴァン・ガーディナ≫
母妃ゼルシアに殺害されたアーシャ皇妃と兄アルディナンを愛していたため、残されたゼルダの拒絶を受け、愛した人々を死に追いやった責め苦に耐えかね、死の秒読み(死霊術師として危険な状態)に入って死に掛けたことがある。父皇帝ハーケンベルクが命懸けでそれを救うが、ヴァン・ガーディナはその際、崩壊しかける己が精神を守るため、亡くした人々のことを忘却してしまう。それがさらにゼルダを誤解させ、憎まれてしまっている。


ゼルシア様のうた

★ 2009/05/17 - ゼルシア様が憎めなくなるうた ★

◆ アーシャ様が落とせない ◆

【元ネタ】キョン君が倒せない

気が付いたら いつもアーシャ見詰めてる
アーシャ「どうしたの?」と 微笑(わら)ってくれる
セリフ『アーシャも私が好きよね』

嬉しいから 大胆なデートに誘ってみるけど
「ゼルダ見なきゃ」皇子が優先

閉鎖空間があれば 私 ためらわずに迫れるけど
何回云っても 何回云っても アーシャは天然よ
どうしてなの 私は本気 冗談なんかじゃないのよ
横目で見詰め いいムードになったのに ゼルダが泣き出す
色仕掛けだって試してみたけど 強引 陛下に敵わない
だから 次は絶対 落とすから
私 鏡の前で流し目 研究する

気が付いたら いつもアーシャの傍にいる
陛下と皇子達 羨ましい
セリフ『目障りなのよ』(ちゅどーん)
諦めずに 笑顔でウィンク繰り出すけれども
アーシャ平和に 褒めてくれる(そうじゃないの)

フルーレイアの美貌でも アーシャ夢中にはさせられないの
何回告っても 何回告っても アーシャは怪訝そう
もういいわ その優しい呼び声だけで我慢する
ずっとお友達のままでいてなんて そんなのあんまり残酷
さすがに満足だと思うでしょうけど このわたくしはへこむから
だからアーシャそろそろ気が付いて
そうじゃないとわたくし ゼルダを殺っちゃうわ

アーシャ守るためならば 私 皇弟(シャークス)だって倒すのに
何回やっても 何回やっても さっぱり わかってくれない
困ったものね この想いはアーシャの邪魔になるのかな
ほんの少しも報われないのは とても切なくてつらいの
構って欲しさに冷たくしたけど アーシャが泣くわ たまらない
だから次はやっぱり落とすから
私 ヴァン・ガーディナは最後まで取っておく
セリフ『うふふ、殺し文句よね。子供は子供同士で遊んでなさいって言うのよ』