―― たまとり ――
魂盗り
“次の満月までにどちらかが死ぬ”
それは始まる前から終わりの見えた
決して
捕らわれてはならない恋だった。
しかし、互いに惹かれまいとするその心とは裏腹に、
瞳は相手を求め――
月は残酷に満ちる
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