賢者様の仲人事情≪続編≫

〜背信の砂漠の鷹〜


序章
ティリス皇妃二十四歳。
立后から九年後の、物語。
第一章 砂漠の国
それは、残酷な願い。
彼女に生命を与えた願い。
第二章 背信
「悪霊って……そんな、そんなはず!」
ティリスの記憶にある母は、誰よりも強く優しくて、全ての悪しきものから、最も縁遠い存在だった。
第三章 命の代償
“ 永遠に。魂の記憶が、消えるまで―― ”
* 砂の記憶 * * 別離と絆 *
第四章 再会
国に戻ったティリスを待ち受けていたのは。
――凄惨な、報い。
第五章
もう一度貴方に
想い、二度と届くことないとしても。
貴方に愛と忠誠を。   * * 闇色の心 * *
第六章 約束
絡んだように見えた、絆の糸。
けれど、ただ少し引けば解ける結びだからと、悲しさを隠して、微笑んだ人。
* 思い出 * 涙の後 *
終章
言付けられた封書の中身。
それは、失われた幸いの欠片――

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