賢者様の仲人事情【第二部】 |
序章―不幸は突然訪れる― |
ティリスに宣告された、衝撃の事実。 |
姫君の危機〜 今、試練の時 〜
| 「姫、以前から、言おうかどうか迷っていたのだけれどね」 それは、痛恨なまでの、盲点。 |
第二章 囚われの姫君、克己傍らにいつも〜 貴方を護る存在 〜
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どんな時も、傍らにいつも。 微笑んで寄り添ってくれた貴方が、天使。 |
第三章 ライティルナ月の雫〜 落ちた天使の涙 〜
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カムラを建国した皇帝ルディナ=リュード。 狂皇と呼ばれた彼の、最期の願いは―― |
第四章 あなたを守り隊姫君と近衛隊〜 頼もしすぎる副隊長 〜
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大切な姫君を案じて、皇子様が選定した副隊長は――? ちょっと、頼もしすぎたかもしれない。 |
第五章 皇子様の欲求不満届かない声 |
恐怖のあまり、声を失ったティリスを持て余すレオンに、降りかかる難局。 誰にも相談できないレオンは――? |
第六章 皇子様が頑張ると皇太子失踪 |
――独自の判断で、行動してみた。 【世の理(ことわり)】 皇子様がちょっと困ると、姫君がその十倍、困ることになっているのです。 |
終章―最後のサクリファイス― |
聖アンナの復活祭と、刻まれた聖印と。 最後のサクリファイスは―― |
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