◆◆◆ 水晶師―テューカ― ◆◆◆

あとがき

 冴條 玲 

くすすすす。うわーい、ハッピーエンド!(か?)ふふふ。
しかし、やっぱし良くないですね、三角関係は。ふられる方が気の毒だ。
それはさて置き(置くな)、ここまで優しい世界に挑戦したのは初めてです、作者。(この程度が『優しい世界』って辺り、作者の性格の悪さがうかがえます)悪役らしい悪役いないし。話がなあなあになっちゃうかなー、と心配でしたが、まあ何とか読めるんじゃないかと……思ってます。(読めない? 読めない?)
でも、やっぱりキャラがきりっと感(=きりっとした感じ)に欠けますね。こーゆー話だと。まあ、たまにはいいか。
んじゃ、ちょっと作品について……ついて……えーと、何を書きましょう。書きたいことは本文中に書いたしなー。作者は主人公ペアが大好きです。(バレバレ?)帝とふられた彼も大好きです。(こっから読んでる人がいるとまずいので、あえて名前は出しませんが)しかし! 一番好きなのは! 茶々ですっ!! 作者は猫が大好きです。茶々みたいな猫、ぜひ飼いたいです。トロそうで可愛いの。(その割に茶々って虐待されてたなあ)

キャラについて。

梓ちゃん。
作者のパターンですね。思いっきりサリディアちゃんしてます。(『聖魔伝説』参照)何だかんだで気に入ってるキャラなんで、嫌われちゃうとちょっと悲しいかも。(仕方ないですが)なんてゆーか、おとなしそうなのにどんどん前向きに行動していくキャラって好きです。可愛ければなおさら良い。普段冷静なのに、いざとゆー時動揺するのは見てて楽しいです。(しつこく動揺するのはいやだけど。いい加減学習せいって感じで)そんなこんなで茶々とセットでお気に入り。

龍影君。モテモテです(作中で)。でも、実際かっこいいと思うの。指導者の器なんじゃないですかね。何か変革する必要がある時の指導者。真剣に理想を考えて、追いかけて、それでいて冗談を飛ばせる余裕とか、妥協できる頭の柔らかさとか持ってるし。人間の限界(自分も含め)を当然のものとして受け止められるところがあるし。何やらしてもだいたい器用だし。何と言っても強くて真っ直ぐですね、彼は。沙澄はこう見えても(見えないって)正統派なので、こーゆーキャラってかっこいいと素直に思うです。キャラを書ききれてるかは私の実力次第……ごめんねっ、龍っちゃん。沙澄が書くと君の魅力は半減の半減の半減よっ。しくしくしく……。

沙羅ちゃん。可愛いです。(そうしてちゃん付けになる)いやー、書いてみたら、実在の人物が多少影響してんじゃないかという気が……。その人も読んでくれてるはずなんで、結構ドキドキです。怒られたらどうしよう。
それはそうと、この人不幸な生い立ちでした。んで、ちょっと失敗したなと思ったことは、回想シーン。母親に比べて父親をほとんど書けなかったこと。父親もいい人だったんですよ。沙羅ちゃん、お父さんのことも大好きです。不安なので補足すると、母親の具合が悪いってんでびびってますが、それは両親いっぺんに亡くすかも、と思ったゆえ。別に母親の方が大事ってわけではないです。どっちも同じくらい好きだったみたい。
そーですね、龍影君とは反対に、彼は弱い。よく水晶師になれましたって気もしますが、多分水晶師になって一度壊れたせいで、ここまで脆くなっちゃったんでしょう。もとはそんなに弱くないと推察されます。てことは、改善の余地ありますね。良かった良かった。(そーなのか?)

それでは、ここまでお読み下さいまして、本当にありがとうございました。
沙澄は幸せ者です♪
ご機嫌よう〜(^-^)/~

おしまい。