こねこもらって

★☆ おおいなる勘違い ☆★
なにしろ、一般の飼い主なので、猫の毛柄の遺伝について、私はつい最近まで、おおいなる勘違いをしていました。
第一世代、「金色のパパと銀色のママだ。金色と銀色とパステルミケの子猫がたくさん生まれるに違いない」。
――おおいなる勘違いでした。
金色のパパと銀色のママから、金色の子猫は1匹たりとも生まれないッ!
なんという悲劇(TдT)
第二世代の里親募集が始まった今さら、性別を指定したい里親様が多かったので、毛柄から推測できないものかと、猫の毛柄の遺伝について調べてみたならば。
猫の毛柄の遺伝法則は、品種(スタンダード/特定の毛柄や毛の長さほか、様々な特徴)を守ろうとブリーダーさんが懸命になるのもうなずける、めくるめくカオスな世界でした。

第一世代、私が把握した範囲の毛柄に関わる遺伝子の組み合わせだけでも、黒系ばかり最低でも120パターン。(兄弟姉妹とは思えないほど柄の違う子猫ばかり生まれた真相が、今、明らかに…!)
第二世代、赤系の24パターンが加わって、驚異の144パターン。
たった一組の猫夫妻から、こんなにも多様な猫が生まれてしまうんだ!?Σ(゚Д゚)

それでは、いよいよ、めくるめくカオスな世界の扉を開けてみましょう!(`・ω・´)
※ 専門的な長文を読むのが苦手な方向けに、イラストと写真を眺めただけでも、ざっくり雰囲気をつかめるようにしてみました。

★☆ 子猫の毛柄と性別の確率について ☆★
【X染色体上のベースカラー】黒と赤の2色のみ。ブラウンになるのは黒。
【D/d】ダイリュート遺伝子。毛色が淡くなるのは【d】
【I/i】シルバー遺伝子。毛色がグラデーションになるのは【I】
【A/a】縞模様の遺伝子。縞模様になるのは【A】
 ※ 縞模様の種類を決めるのは別の遺伝子(タクペプ遺伝子)
【B/b】ブラウン遺伝子。ブラウンになるのは【b】
【S/s】白斑の遺伝子。白斑が入るのは【S】
【L/l】長毛遺伝子。長毛になるのは【l】
 ※ 長毛遺伝子は1種類ではなく、同じ種類の長毛遺伝子が揃わないと長毛にならない。
 ※ ミケの模様は遺伝しない。パステルちゃんの顔のブラックロザリオは偶然の産物。
 ※ 大文字は優勢(顕性)、小文字は劣勢(潜性)。
 ※ 日本語の茶は赤系のこと、英語のブラウンは黒系のことでまぎらわしい。
第二世代の親猫

【母猫】ブラックシルバーキャリコ(クラシックタビー)
【黒/赤】【D/d】【I/-】【S/s】【l/l】

【父猫】クリームマッカレルタビー
【赤】【d/d】【A/-】【s/s】【l/l】

※ まだ、生まれた子猫が少ないので、推定できる遺伝子情報も少ないです。
第二世代の子猫
メス【赤黒25%】オス【黒25%】

全72パターン

※ ダイリュートのオンオフ【×2】
  シルバーのオンオフ【×2】
  縞無、マッカレル、クラシック【×3】
  ブラウンのオンオフ【×2】
  白無、白少量、白多量【×3】



※ 遺伝子は同じながら、
  白の発現量が多いのがミケ、
  少ないのがサビ白。
※ シルバー系の『ミケとサビ白』は、
  AIにも描き分けられない模様。

全48パターン

※ ダイリュートのオンオフ【×2】
  シルバーのオンオフ【×2】
  縞無、マッカレル、クラシック【×3】
  ブラウンのオンオフ【×2】
  白の有無【×2】



※ 父猫が白斑遺伝子を持たないためか、
  黒白は生まれるけれど、
  白黒は生まれない。
※ 黒系のシルバーとダイリュートは、
  見分けられる程度には違う。
メス【赤赤25%】 & オス【赤25%】

全24種類

※ ダイリュートのオンオフ【×2】
  シルバーのオンオフ【×2】
  縞無、マッカレル、クラシック【×3】
  白の有無【×2】

※ クリームタビーよりカメオタビーが薄く描かれているのはAIの気まぐれです。
  実物は写真判定困難なレベルにそっくり。
第一世代の親猫
【母猫】ブラックシルバークラシックタビー&ホワイト(ブラウンキャリア)
【黒/黒】【D/d】【I/i】【A/a】【B/b】【S/s】【l/l】

【父猫】カメオマッカレルタビー
【赤】【D/d】【I/i】【A/a】【B/b】【s/s】【l/l】

※ どちらも、血統書の記載と違いますが、よくあることだそうです。
  生まれた子猫たちの毛柄から逆算して推定しました。
第一世代の子猫
メス【赤黒50%】オス【黒50%】

全72パターン

※ 詳細は第二世代と同じ。
ブラックシルバーキャリコ
ミケ(キャリコ)
サビ(トーティ)

全48パターン

※ 詳細は第二世代と同じ。
シルバータビー&ホワイト
ハチワレ(タキシード) ブラウンタビー

猫仙郷